カニとアレルギーの関係について

美味しいカニ料理、でも異変が出たら要注意

冬の美味と言えばカニ料理を思いつく人は多いのではないでしょうか?

 

でも今までは何ともなかったのにカニを食べたとたんに手や口がかゆくなる、じんましんが出るなどの症状がであればそのときは用心してください。カニ以外を食べても何ともないのに、カニを食べた時にだけ症状がでる方は特に注意、カニアレルギーの可能性が高いので病院で診察して貰い、カニを食べるのは控えましょう。

 

カニアレルギーは成人の食物アレルギーの中では多く見られるもので、その症状は痒みを感じるだけの軽いものだけではなく、重いものであれば「アナフィラキシーショック」と呼ばれる免疫の過剰反応によって呼吸困難に陥ってしまう場合もあります。ですので、痒いだけだしちょっとぐらいなら……、などといった素人考えは控えカニを食べて異変を感じた時は、繰り返しますが必ず病院へ行くようにしましょう。

 

また、カニアレルギーの原因となるたんぱく質「トロポミオシン」はエビにも多く含まれています、そのためカニアレルギーをお持ちの方はエビを初めとする甲殻類を食べる時にも警戒が必要です。厄介なカニアレルギー治療法は無いのでしょうか? 残念ながら現時点では治療法は見つかっていないそうです。ですから折角の美味しいカニ料理ではありますが、身の安全が第一ですから大人しく諦めるしかなさそうです。

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