色々なカニとその旬の時期について

色々なカニとその旬の時期

一口にカニといってもたくさんの種類があります。カニを購入するときには、種類によっての特徴と、その旬を知っておくことが大切です。こちらでは、ひと通りの種類のカニについて説明していますので、カニを選ぶときに役に立てば幸いです。

 

カニで有名どころというと、毛ガニ、タラバガニに、ズワイガニや花咲ガニといったものが挙がるでしょうか。これらはみんな海で獲れる時期が異なっています。海産資源を守るために、ズワイガニなどは獲っても良い時期「漁期」が定められていて、漁が解禁されるとカニ市場は一気ににぎわいます。

 

【ズワイガニについて】
カニの女王とも、王様とも呼ばれる最も有名で人気があるカニです。越前ガニ、松葉ガニなどという特定の地域で獲れるズワイガニはブランドになっています。北陸地方の福井県、石川県や、京都府の北部、兵庫県、鳥取県といった主に日本海側でズワイガニは獲ることができます。そして、旬は11月から翌年の1月、2月までです。しかし、北海道のズワイガニは漁期がずれており、4月から6月の春から初夏に獲ることができます。

 

 

【タラバガニについて】
北海道の沿岸部、オホーツク海でタラバガニを獲ることができます。漁期は9月〜翌年の1月までです。タラバとは漢字で「鱈場」と書き、つまり魚のタラが旬の時期に、タラバガニも旬になるわけです。漁期が5か月ほどと、かなり長期間獲ることができ、その中でも最もたくさん獲ることができるのが秋で、9月〜10月です。そこからは段々と漁獲量は減少していきます。ですが、11月から2月の寒い時期のタラバガニにはたっぷり身が入っていて、味もとても美味しく、「堅ガニ」と特別に呼ばれています。タラバガニの旬は冬なんですね。

 

【毛ガニについて】
毛ガニといえばやはり北海道が思い出されますが、北海道のほかにも,能登半島のような日本海、太平洋側でも獲れる地域があります。とはいえ、北海道には漁期が2つもあり、夏期と呼ばれる4月から8月の期間、冬期と呼ばれる11月から12月の期間です。多くのカニの旬の時期は大体が冬場にあるのですが、北海道の毛ガニの美味しい時期は春から夏です。旬の時期の毛ガニには中に身がたっぷり入っていて、毛ガニの中でも一番美味しい部位であるカニみその味も旬には更に濃厚になります。冬期に獲れる毛ガニを、タラバガニと同じく「堅ガニ」と呼び、厳しい冬の冷たさを防ぐために身に脂がたっぷり乗ってきます。これも旬の時期だといえます。

 

 

【花咲ガニについて】
日本で花咲ガニを獲ることができるのは、北海道の根室沖の更に一部だけです。かなり珍しく貴重なカニです。漁期は8月〜10月の2ヶ月ほどしかありませんし、獲っても良い量も制限されています。市場でお目にかかることはなかなかないカニです。

 

ところで、タラバガニもそうなのですが、花咲ガニは、正確にいうとヤドカリの一種です。カニとは足の数が違います。(カニは8本+ハサミ、ヤドカリは6本に+ハサミです)同種とはいえ、タラバガニよりもかなり身体は小さく、根室の昆布を主食としているためか、その身からはとても濃厚で良い味がするといいます。

 

北海道は、3種類の海に囲まれています。太平洋、日本海、オホーツク海の3つです。それだけに漁港も多く、漁期も面する海や場所によってそれぞれ異なります。カニを始めとした豊富な海産物が獲れ、季節によって獲れるものが変わっていきます。海産物に関しとても贅沢な場所だということができます。春〜夏はズワイガニ、花咲ガニや毛ガニを楽しみ、秋〜冬は毛ガニとタラバガニを味わうことができるのです。北海道は一年中カニが楽しめるいわばカニ天国なのですね。

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